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大阪会場で基本8ヶ月コース第2回(5月期)が行われました。

5月14日(土)、15(日)

第2回のテーマは、「顎機能の診査・診断-Ⅱ(顎関節)」です。顎関節各部の詳細な構成と機能、正常な下顎運動時における顎関節とその周囲組織の役割、パラオクルーザル・クラッチの製作、顎関節症の診断基準、臨床で有効な顎関節の触診法のレクチャーと、顎関節4種の触診法の実習、パラオクルーザル・クラッチの製作実習、SCMレコーダー (プロソマチック・アナライザー)による顆頭運動経路描記実習を行いました。4月に引き続き、今回の実習内容も顎口腔系のスクリーニングとして非常に有効ですので、是非実際の臨床で活かして下さい。
 顎機能スクリーニングの実践編として、毎年12月には「顎機能の診査・検査・診断2日間コース」を用意しております。アンテリアジグを用いたチェックバイトの実習なども行う予定です。是非ご受講下さい。
 また、今回はインストラクターの田中希代子先生が、クローズドロックの患者さんに対し改良型マニピュレーションで対応した症例をお示ししました。自院のコーンビームCTで顎関節を精査し、女性である田中先生が筋肉質の男性の患者さんに対してマニピュレーションを施行する様子を動画でご覧頂きました。

今回確認して頂いた「顎関節の解剖」は緑本(機能解剖)の p.109〜145 に、「顎関節の触診法」は白本(臨床機能咬合学)の p.51〜55 に、「顎機能の診断」は緑本の166〜185と白本の p.58〜72 に、「マニピュレーション」については白本の p.63〜72 と、緑本 p. 204 に記載されています。

次回は 6月11日(土)、12日(日)となっています。スプリントの実習を行いますので、上顎の模型をご用意下さい。(前回スプリント用の上顎模型をご提出下さった方は結構です。)また、レジンを削りますので白衣をご用意頂いても結構です。歯科技工士の方で、印象を取ることが出来ない環境の方は当日セミナー開始前にお申し出ください。対応致します。

基本8ヶ月コースのコースレポート バックナンバーはこちらをこ覧ください。
平成23年度大阪会場第1回

平成23年度東京会場第1回
平成23年度東京会場第2回